法人格 砧町自治会
クリアファイル削減に取り組む
2021年7月より
便利に使い続けてきた!
集めなくても集まってくる。
使い始めると手放せなくなる。
そんなクリアファイル使用に、一石を投じたのが
2021年7月の、日本生命の、脱クリアファイル宣言でした。
2024年までに社内のプラスティック製クリアファイルの使用を
ゼロにするという内容です。
順次、紙ファイルへ切り替えていくというものです。
当自治会でも、便利に使ってきたクリアファイル。
ここでいったん立ち止まって、脱プラスティックの観点からも、
その使い方を見直してみようということになりました。
少しづつクリアファイルの使用を削減していこうと決めました。
それなら どうする?
、
出来ることから、少しづつ。
プラスティックゴミ削減は、SDGSの目標の14
「海の豊かさを守ろう」に該当します。
2022年4月には「プラステック資源循環促進法」が施行されました。
海洋汚染や気候変動問題への対策強化が狙いです。
プラ製品の12の削減義務が盛り込まれています。
コンビニでもらうフォーク・スプーン・マドラー・ストロー等の
有料化やポイント還元、再利用などが義務化されます。
法人格 砧町自治会も、少しづつ、プラ削減を意識していこうと
意見をまとめました。
紙のファイルもあるらしい!早速取り寄せてみた!
日本生命も、切り替えた紙ファイル。
どんなものか、入手してみました。
ファイルとして使うことには何の不便もないのですが、
クリアファイルの、クリアという部分、中身が見えるという利点が
紙ファイルにはないのです。
もちろん、紙製なので、タイトルを記入すればいいのですが
クリアファイルの、さっと挟んで、そのまま中身が確認できる便利さは
なんとも捨てがたい。
今まで、なんの疑問も持たずに、便利に使っていたな~
これが正直な感想です。
廃棄するときは、紙として書類と共に処分できますが
使用するときの、利便性に難点あり。
そこをどう解決出来るでしょう。
内容が分からない。それなら こんな方法は?
そんな時、一人の理事からの提案。
「角を少し折りこんで、中身の一部分が見えるようにしたら!」
困ったときに出てくる知恵。
試してみたら、これはいい。
何より、ひと手間で簡単に出来るのが良い!
少し厚みは出るが、中身の確認が素早くできる。
もちろん、タイトルを記入したり、
一部分を切り取り、中身が見えるようにとの方法もあります。
とにかく、現在あるクリアファイルはそのまま使用することにして、
新たな購入はやめて、削減していく方向にしました。
「砧のひびき」146号
(令和3年10月7日号)
にも取り上げてもらった!
身近なことから始める SDGS
そんなタイトルで、地域の情報誌「砧のひびき」に
法人格 砧町自治会の取り組みが紹介されました。
クリアファイルを使用削減でして、紙製ホルダーに
順次置き換えていくこと。
そして、会議や活動などでは、理事全員が
マイボトルを持参することです。
このマイボトル持参は、すっかり理事の間では定着して
法人格 砧町自治会の内部の会議では、
机の上に、ずらりと各自のマイボトルが並びます。
最近では、炭酸飲料を冷たいまま持ち歩けるボトルも登場して
用途に合わせて、一人で数本を使い分ける傾向があるそうです。
気が付いたら、小さなことからコツコツと!
ああ、半透明の紙ファイルがあった!
そのうち、半透明のトレ―シングペーパーのファイルが
あることを知りました。
早速購入して、使い始めてみました。
透明で、中身が確認できる。
タイトルの印刷も可能。
そのまま紙ごみとして廃棄できる。
など、メリットがいっぱい。
しかし、使い勝手はいいが、かなり価格が高い。
ここで思うのは、紙の資料を分類収納するために
ファイルがあるのだから、そもそもの紙の資料の削減にも
取り組むべきだということ。
法人格 砧町自治会では、会議などで使用する資料も、
事前にメールで配信して共有するようになってきた。
クリアファイル削減の前に、
紙の使用削減も考えていかなければならない 時代になってきたと思う。
↑ このぐらいの 透け具合!
少しづつプラの割合を減らしていこう!
の
巻いて何度も使えるストロー
クリアファイルだけではなく、身の回りで便利に使っているプラ製品は多い。
しかし、このところ新しい動きも見られます。
コンビニで、スプーンやフォークをもらわないように、
携帯用カトラリーセットの売り上げが伸びているそうです。
紙製のストロー、木のスプーン等,これまで使われてきたプラスティックに代わる素材で
出来ているものも増えました。
プラスティックに代わり、食べられる容器も誕生したそうです。
海に漂うプラスティック、海洋プラから、アクセサリーを制作販売しているグループもあるそうです。
使い捨てコンタクトレンズのプラスティック容器を回収する試みも行われています。
みんなが意識して、少しづつでも、プラスチック使用削減に
取り組むようになっていけばいいですね。
法人格 砧町自治会でも、出来ることから少しづつ。
「使い捨てで、安くて便利」を反省して、
少し不便でも未来の子どもたちのために
きれいな地球を残していきたい思いを、実行に移す決意です。